こんにちは、かかしです。
今回は、ピアノの耳コピやり方について、手順と最低限知っておくべきことについて解説していきたいと思います。
前提として、私の耳コピは右手がメロディー(単音しか無理)、左手がコードを弾くです。
結論から言うと、耳コピは自分の努力次第で独学である程度のところまでは出来ます!!

絶対音感とか必要ないの?
と思われるかも知れませんが、なくても全く問題ないです。
ちなみに、私はないです。
合った方がいいのかも知れませんが。

耳コピは、何回も繰り返して行うことが大事!!
耳コピは、何回もやっていくうちに、だいたいの音が分かるようになってきます。
初めのうちは、曲の音と自分の思った音が綺麗に合わず、嫌になってしまうかも知れませんが、少しずつレベルアップしていきましょう!!
- 耳コピの流れ(我流)
- 耳コピする上での最低限知っておくべきこと
- 耳コピをしてよかったこと
ピアノ 耳コピの流れ(我流)
耳コピの流れについて簡単にまとめると、
- STEP1曲を聞く
- STEP2キーを探す(メロディーも一緒に!)
ここが大事!!
- STEP3コードを探す(調べてもいい)
- STEP4何回も試行錯誤を繰り返す
- STEP5耳コピ完成!
ざっくりですが、こんな感じです。

私は、はじめの方はキーというものが何か理解していなかったのでSTEP2は、飛ばしていました。
各項目について詳しく説明していきます。
STEP1 曲を聞く

まずは、曲を聴きましょう。
正直、何でもいいです。
好きな曲ではじめてもいいですが、その曲を嫌いになってしまうかもしれません。
私のオススメとしては、ゆっくりとした曲の方が、聞き取りやすくていいのかもしれません。
逆に、オススメしないのは、黒鍵を多く使うやつです。
慣れたら問題ないんですが、はじめの方は弾きにくいと思います。
STEP2 キーを探す
特に、STEP2が難しいと思います。
なぜなら、この音は何の音ですか?と言われてもすぐには、絶対音感を持っている人くらいしか答えることができないからです。
曲の音と自分が思っている音が合うまで何回も繰り返しましょう。
口で歌いながらやると効果的?なのかも知れません。
ここで大切なことは、まず、キーを探すことです。
メロディーは、あとでどうにでもなります。
何でキーを探すのか?
それは、キーを知ることでどの鍵盤を使えばいいのか分かるようになるからです。
例えば、カレーを作りたいのに、カレーに必要な食材、作り方を知らないとカレーはまず、作れません。
構成しているものを知っておくと言うことです。
このような感じで、キーを知ることはとても重要なことなんです。
STEP3 コードを探す
STEP3は、メロディーに合うまで何回もコードを繰り返し探します。
キーが分かっていると使うコードもはっきりと分かります。
だから、キーについて知っておくことは、大事なんです。
コードを当てはめるのもまた、難しいんです。
テンプレートに当てはまるものだったら簡単でいいんですが。

ここでテンプレートって何?
と思われるかもしれません。
私が思うテンプレートを簡単にまとめると
です。これについては、後で紹介します。
正直、はじめのうちはこのコード進行に当てはまらなければ、コードを自力で探すのではなく、調べましょう。
その方が嫌にならなくて済むと思います。私もそうしていました。
コードを調べるなら、【こちらのサイト】がオススメです。
STEP4 何回も試行錯誤する

なかなか曲に合わないとイライラするけども、出来たらとてもうれしいです。
めげずに頑張りましょう。
STEP5 耳コピ完成
ようやく完成です。
はじめは、不格好でも構いません。
ここまで来たことがすごいので、自分を褒めましょう。
このように、これだけ見たらものすごく簡単に見えますが、実際はとても難しいです。

STEP2でつまずいた!
このような方は、はじめはキーなんか知らずにやりましょう。私もはじめは、これでした。
- STEP1耳コピする曲を決める
- STEP2曲のコードを調べる
- STEP3コードを左手で弾く(曲に合わせて)
右手も一緒に!!
- STEP4耳コピ完成!(ということにしておく)
- 後で知ったキーについて学んでいく
正直、キーなんて知らなくてもコードさえ分かれば曲は、弾けます!!
ですが、キーについて知るだけで景色は変わります。これは、間違いないです!!
独学でやっていく上で最低限知っておくべきこと
ピアノの耳コピをやって行く上で最低限知っておくべきことは、
この3つになります。

詳しく説明していきます。
キー
キーとは
最初に、キーとは簡単に言うと、どの音を中心に曲を構成しているかを示したものです。
私が、キーを理解する上で一番分かりやすかったものが5度圏です。正直これが一番分かりやすかったです。

字が汚くてすみません。
これを見てもよく分からないと思います。
見方を言っておくと、右上の方のGメジャースケール(♯が1つのとき)使うコードと音は、
C・D・Em・Am・Bm・G・F♯m
となります。
分かりやすく説明するとGメジャースケールの場合、見にくいかも知れませんが青線で囲ったところが、Gメジャースケールで使う音になります。

この青線で囲った扇の様な形は、固定です。
左側のE♭(♭が3つの場合)スケールの場合、

使う音とコードは、
- E♭・A♭・B♭・Fm・Cm・Gm・Dm
となります。
このように、5度圏は視覚的にキーについて学ぶことができるのです。
キーを知ることのメリット
キーを知ることのメリットは、
これが、答えだと勝手に思っています。
なんと、キーを知ることで、12の音があるピアノを7つまで音を絞れることが出来るんです!!
キーを知らないとただ闇雲に、12の音から探すことになってしまいます。
これを知ることで、5つの音を除外することが出来ますから、知っておく方がお得ですね。
キーは調節可能
キーを調節することでこれまで、黒鍵をたくさん使っていて大変だったところを白鍵を多めにすることで、弾きやすくすることが出来ます。
黒鍵が多くて無理という方は、キーを調節してみましょう。
コードについて
コードとは
和音のことです。
Cコードを構成するのは、ド・ミ・ソです。
表にまとめると
Cコード | ド・ミ・ソ |
Dコード | レ・ファ♯・ラ |
Eコード | ミ・ソ♯・シ |
Fコード | ファ・ラ・ド |
Gコード | ソ・シ・レ |
Aコード | ラ・ド♯・ミ |
Bコード | シ・レ♯・ファ♯ |
このようになります。コードは、これで全てではありません。
Cmなどのマイナーコードは、真ん中の音を半音下げるだけで弾けます。
ですから、とりあえず上の表を覚えてしまえば、真ん中の音を半音下げるだけでマイナーコードは簡単に弾けるようになります。
例えば、Cmコードを構成するのは、ド・ミ♭・ソになります。
コードを知ることのメリット
私は、コードを知ることで、
このようなメリットがあります。
コードは、非常に便利なもので一回覚えてしまうと、永久に使うことが出来ます。
また、初見の曲でもコードさえ分かってしまえば、すぐに弾けます。
だから、この曲弾いてといわれたら、コードを調べてしまえばOKなんです。
メロディーは、自力でやるしかないんですが。
コード進行の種類
コードの種類は、以下の
進行について説明していきます。
これより先のコード進行の説明は、全てCメジャースケールで書きます。
カノン進行とは?
C→Bm→Am→G→F→Em→Dm→G
C→G→Am→Em→F→C→F→G
カノン進行は、このようなコード進行のことです。
使われている曲は、マリーゴールドとかです!
小室進行とは?
Am→F→G→C
これが小室進行です。
千本桜のサビなんかで使われてます。
王道進行とは?
F→G→Em→Am
これが、王道進行です。
ちゅ、多様性。に使われています。
丸サ進行とは?
F→E→A→G C
これが、丸サ進行になります。

丸サとは?
丸の内サディスティックのことです。
転調とは
キーが変わることです。
楽曲の途中で、CメジャースケールからGメジャースケールに変わることがあります。
さっきまでこの音だったのに、何か違うと思ったら転調を疑いましょう。
まとめ
今回は、耳コピの流れと最低限知っておくべき知識についてまとめてみました。
耳コピははじめは難しいですが、出来ると本当に楽しいです。
それに、大体のパターンをつかめるようになってきますので、諦めずに頑張って行きましょう!
是非諦めずに、頑張ってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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